BLOG

ブログ

【栄養】グルテンフリー健康のススメ

こんにちは❗️
京都烏丸パーソナルトレーニングジムChan upトレーナー下村です❗️

皆さん、疲れが取れない・イライラする・集中できない・関節痛がある・肌荒れや乾燥肌があるといった症状をお持ちでは無いでしょうか❓
その原因が小麦に含まれるタンパク質「グルテン」にあるかもしれません。
今回はこのグルテンの問題点に着目したことについて解説したいと思います。

目次

グルテンとは何か❓

グルテンは穀物に含まれているタンパク質の一種でパンを膨らませたり、もちもち感を出すために関係している成分になります。
もともとグルテンは地球上に存在しなく、小麦に含まれる「グリアジン」と「グルテニン」を水と混ぜることでできる人工的なタンパク質になります。
そしてこのグルテンはパスタ、パン、うどん、ピザ、ケーキなど様々な用途に使用されています。

グルテンを含む小麦が指摘されている問題点

指摘されている問題点で代表的なのが「セリアック病」でアメリカでは130人に1人の割合で起っている病気で、小腸がダメージを受けて栄養が吸収できない状態になります。
その為、腹痛・下痢・便秘・体重減少・過体重といった症状が起こります。
これらの症状の50%は自覚症状のない方もいらっしゃいます。自覚症状があったとしても医者から過敏性腸症候群と診断され、セリアック病と気づかれないケースもあります。

また最近では「グルテン過敏症」「グルテン不耐症」といったセリアック病もどきの方が増えてきているみたいです。
これは何らかの体の不調を引き起こすアレルギー体質のことで、腸の免疫システムがグルテンを異物とみなして炎症を起こしている状態になります。
症状として慢性的な疲労感・下痢や便秘・集中力の低下・肌荒れ・P M S生理不順・不妊・アトピー・喘息・鼻炎などが挙げられるため、症状が続くようであればグルテンが原因と見ても良いかもしれません。

グルテンは腸の粘膜を荒らす

グルテンが炎症を起こす原因として、通常タンパク質はペプチドに分解され、アミノ酸となって小腸で吸収されますが、このグルテンのタンパク質は中々分解されず、小腸でペプチドのまま残ります。
すると、もし腸の粘膜が弱かったり、腸内環境が悪化していると、ペプチドが腸で炎症を引き起こしてしまいます。炎症が起こると腸内の壁にある栄養を吸収してくれる絨毯のような物が平らになり、腸から栄養を十分に吸収出来なくなる可能性があります。

小麦は興奮しやすくなる

小麦のアミノ酸の配列は麻薬であり、鎮痛剤にも使用されてるモルヒネに似ていると言われています。つまり小麦を摂取すると脳内で中有毒症状を起こし、セロトニンやギャバのホルモンが出ずらくなる為、結果的に興奮状態になります。記憶が曖昧・情緒不安定・鬱といった症状も出やすくなります。

老化や疲労感を引き起こす

グルテンは活性酸素という体を錆びつかせる物質を作り出します。
腸の粘膜で炎症を起こした場合、活性酸素を体内に送り込ませることになってしまします。さらにグルテンの代謝物質は活性酸素を取り除く物質の取り込みを阻害してしまいます。これにより、シミやシワ・動脈硬化・糖尿病・癌などを引き起こす原因にも繋がります。

肥満やメタボリックシンドロームを引き起こす要因3つ

①グルテンはインスリン抵抗性を引き起こします。
食事を摂り血液中の糖の濃度が上がるとインスリンが各血液中の細胞に栄養を送り込むホルモンを出します。しかしグルテン摂取などで腸が荒れて穴が空いたりなどすると、そこに毒素や細菌が血液中に流れ出して肝臓の炎症も招いてしまします。すると肝臓はインスリンの効きが悪い状態のインスリン抵抗性を引き起こし、それにより体は大量のインスリンを出して中性脂肪を貯めようとします。

②インスリンの分泌力が低下する
小腸の粘膜が荒れると、G LPー1と言われる腸にある炭水化物を認識してインスリンの分泌を促進する機能が低下します。結果糖が代謝出来ずに血糖値が上がり過ぎて肥満に繋がります。

③P Y Yが分泌されなくなる
P Y Yは小腸にあるホルモンで、食べ物が入ってきたときに食欲を抑えてくれる物質です。しかし腸内で炎症が起こると、このP Y Yが分泌されにくくなる為、食欲が抑えきれずに食べてしまう傾向になります。

実際にグルテンを抜いていく食事

パン・サンドイッチ・ハンバーガー・パスタ・ピザ・カレーのルー・ラーメン・うどん・揚げ物全般・たこ焼き・肉まん・スナック菓子・麦茶・ビール・醤油などが挙げられます。またこの中でも強力粉を使用しているパン類は多くのグルテンが含まれます。
これらの食事を2週間抜いてみて、何も変わらなければいつも通りに食べて良いと思います。(ダイエットでは別ですが…笑)

逆にアトピーが改善したり、花粉症や鼻炎が軽くなった、疲れにくくなったといった事があればグルテンアレルギーの可能性があるとみても良いかもしれません。

〜おわりに〜

いかがでしたでしょうか❓
今回はグルテンについてお話しさせていただきました。
海外で4人に1人はグルテンアレルギーと聞いたこともありますし、自覚症状のないまま過ごされている方もいらっしゃると思います。

少しでも体調が優れなく心当たりがある方はグルテンフリーを一度試して見てください。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました❗️

SHARE

ブログ一覧

ホーム > ブログ > 【栄養】グルテンフリー健康のススメ