BLOG

ブログ

満腹感のメカニズムについて

こんにちは。
京都四条烏丸パーソナルトレーニングジムChan upです。

ダイエットするにあたって食事制限は多くの場合で必要となりますが、そこで重要なのが食欲のコントロールです。

ダイエットに悩んでいる方は食後すぐに空腹になったり、空腹ではないのに満腹感を感じないなど、

食べているのに満足できないといった悩みのある方が多くいるのではないでしょうか?

そこで本日は食欲に密接に関わってくる、空腹感と満腹感のメカニズムについてお話していきたいと思います。

目次

満腹感のメカニズム

胃が膨れること

まずシンプルに胃が物理的に膨れることで満腹感を感じます。
食べ物はもちろんのこと水を飲んでも膨らむし、炭酸水を飲んでも膨らむので一時的には満腹感は感じます。 
胃が膨れることにより迷走神経に刺激がいきます。その迷走神経の働きにより脳に伝達され満腹感を得ることができます。
そして、この迷走神経ですが、実は副交感神経を刺激する神経でもあります。
なので普段から何らかの過剰なストレスを感じ、メンタル的に不安定な方は副交感神経優位にならずに交換神経が優位になり続けることで迷走神経が機能しづらくなります。
それによって食で満足感がなかなか得られずに暴飲暴食をしてしまうことに繋がります。

血糖値が上がること

脳や身体にとっての第一のエネルギー源である糖が身体に入ってくることで血糖値が上がり、脳が満たされます。
正確には、糖が分解され、グルコースとなり血中のグルコース濃度が一定以上保たれていれば満腹中枢が刺激され脳は満足するということです。
この満腹中枢ですが食後15分後くらいから刺激され、2時間程度持続すると言われています。
早食いの人がたくさん量を食べてしまうのはこのためです。
ですので、しっかり咀嚼をし、時間をかけることが大事になります。

満腹を得るために

上記をまとめると、満腹感を得るには物理的に胃が膨らむことと、血糖値を上げること、この胃と脳の双方の満足感を与えないと本来の満腹感は得られないということです。
例えば水や炭酸水で胃を満たしても血糖値の上昇はないので満たされません。
逆にスナック菓子などの糖を摂ったとしても水分が含まれないので胃が膨らみにくく満足感を得られずに食べすぎたりしてしまいます。
その点お米などは水分を多く含むので満腹感を得やすくなります。
そして重要なのがストレスの管理です。過度な食事制限でダイエットが失敗するのもストレスにより交感神経が優位になり食欲が乱れることにあります。
副交感神経と密接に関わる迷走神経が機能するためにはストレスを減らし副交感神経を優位にしていくことが必要です。また、過度な食事制限以外にも睡眠不足によっても同じことが言えるので満腹感を正常に得るには睡眠も大切になってきます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
本日はざっくりではありますが満腹感のメカニズムについてお話しました。
満腹感を感じる事は食欲をコントロールする上でとても重要なことなので
ダイエットの参考にしてもらえたら幸いです。

SHARE

ブログ一覧

ホーム > ブログ > 満腹感のメカニズムについて