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【食事】栄養とは何か♯3

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はじめに

こんにちは!chanupトレーナーの下村です!
今日はボディメイキングでも人が生きていく上で必要な栄養についてお話ししたいと思います。
今後細かな成分についてもお話しして行けたらと思います。

栄養素とは何か?

私たちが生きていくには体内で体を作る成分と活動のエネルギー源が必要になります。
生きていく為に摂る食物の中の成分を栄養素と呼びます。
人は食物の栄養素を胃や腸などの消化管で消化・吸収して体内に取り入れて、体を維持し生命活動を営んでいますね。
食べることにより、常に栄養素を補充していかなければ、人は生きていくことが出来ないということになります。

「栄養」という語の正しい理解に

一般的に「栄養が良い」「この食物には栄養がある」と言うことをお聞きすることがあると思いますが、これを学問的に言うと前者は栄養素が十分に摂れている状態をいい、後者はこの食物には必要な栄養素が十分に含まれていると言うことになります。
食物の中に含まれているものは、栄養では無く、あくまでも「栄養素」と言うことになりますね。

過剰にとり過ぎているもの

食物の中で栄養素を利用して、体は作られます。
体を作っている成分の内、もっとも多いのは水分で全体の50%以上占めています。次に多いのはタンパク質と脂質で、ミネラルも骨などの成分になっています。
一番多く食べているのは糖質になりますが、その体内量はわずかです。
糖質がエネルギーとして消費されやすいことと、過剰は糖質は脂肪に変換され、体内に蓄えられる為です。
体成分は一度出来上がった後も、少しづつ入れ代わっています。変化しない様に見える骨のミネラルもそうです。
そこでエネルギーの代謝を良くする為にも毎日の食事でとる栄養素が重要になります。

肥満体の人は

一般的に女性は体脂肪が男性より多く、タンパク質量は男性の方が多いのが特徴です。また肥満体の人は体脂肪量が多く、痩せている人は体脂肪量が少ないのですが、脂肪組織に含まれる水分量は少ないので、体脂肪量の多い太った人は、痩せた人より「体水分量」が少ないです。
なお、乳児は体水分量が多く、高齢になるほど水分量は減少して行きます。

栄養で食生活を通して健康度を高める

食事で必要な栄養素が満たされていないと活動力が低下し、感染やストレスへの抵抗力も下がり病気になりやすくなります。
病気や不調のある時は、それに対応した栄養を考えて食事をすることが、回復を速めるのに繋がります。
食生活はその地域や気候や風土に強く影響されて、社会や経済の状態にも左右されています。色々な条件下で、どの様に健康度を高めて良いかを知ることも必要です。

栄養の目的意識は時代と共に変わっていく

日本の食生活は戦時中、戦後の食料不足から足りた時代へ移行し、さらに余らせる時代へと大きく変わりました。
以前は生きる為、体力向上の為の栄養であって、栄養欠乏症の対策が重視されていました。その後、社会・経済の発展、科学技術の進歩により食生活は豊かになりましたが、逆に食べ過ぎや栄養のアンバランスも起きています。
現在では栄養の目的は健康増進と生活習慣病対策に移っています。
健康・ダイエットの為にも一つ一つの食べるものを意識していきたいですね。

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