女性の自己流ダイエットで気をつけたいこと!
こんにちは。
京都四条烏丸パーソナルトレーニングジムChan upです。
本日はやって欲しくないダイエットについてお話したいと思います。
多くの方が自己流でダイエットされたことがあると思いますが当ジムのお客様にカウンセリングを行った際も自己流のダイエットで失敗された方がほとんどです。
特に女性の方に多いのが極端にカロリーを減らす方がやはりまだまだ多い印象です。
なぜそのやり方が良くないか、またどのような注意点があるのかについてお話ししていきたいと思います。
目次
極端な低カロリーダイエットが失敗する理由
極端なカロリー制限を繰り返し短期で痩せてはリバウンドを繰り返す方がまだまだ多い印象があります。
まずは何故そうなってしまうのかについてお話していきたいと思います。
ホメオスタシス(恒常性)が働いてしまう
ホメオスタシスとは、生体が変化を拒み、一定の状態を維持しようとする働きのことであり、「恒常性」とも呼ばれます。
例えば人は体温が上がれば汗をかいて体温を下げようとしますし、体温が下がれば身震いをして体温を上げようとします。
体内で何か変化があればベースとなる基準値に戻そうとします。
これはダイエットにおいても同じことが起こります。
例えば1日に2000kcal消費している方が大幅にカロリー制限し、1000kcalでダイエットを進めたとします。
1日あたりマイナス1000kcalものエネルギーの負債をするわけです。
これだけのカロリー負債を作るともちろん体重の低下も早くおこります。
しかし、ここで先ほど話したホメオスタシスが働きます。
変化を拒むわけですから身体はこれ以上体重を減らすのをやめようとします。
身体の基礎代謝を落とし、2000kcalで維持していた状態から1000kcalで維持できる状態になってしまうのです。
その状態で前と同じようにカロリーを摂取するとすぐにリバウンドしてしまうというわけです。
筋肉量の低下
長期間にわたり低カロリー状態が続くと筋肉量が減ってしまいます。
身体にエネルギーが足りていない状態だと身体は自分の脂肪や筋肉を分解してエネルギーを生み出します。これを糖新生といいます。
この糖新生が起こって筋肉量が減ってしまうと基礎代謝が落ち、以前より太りやすい状態となってしまいます。
若い女性にありがちな短期的に食べないダイエットを繰り返してはどんどん痩せにくい身体になってしまっている方を多く見かけます。
特に女性はテストステロンという筋肉の成長に重要なホルモンが男性の20分の1から15分の1程度しかないので筋肉を増やす事は大変になります。
だからこそ筋肉が急激に落ちるようなダイエットは避けてもらいたいものです。
ダイエットを成功さすためには
上記で話した点を踏まえてダイエットを成功さすためには、ギリギリ痩せるカロリーを設定するということです。
例えば2000kcalを消費する方であれば1900kcal程を目安にしてダイエットを進めていきます。
少しずつ体重が減っていき、体重が停滞すれば、また少しカロリー設定を下げ、1800kcalに設定するなどをし、じわじわ減らしていくことをお勧めいたします。
そうすることで筋肉量をできるだけ維持させながら除脂肪が可能となります。
しかし、その細かいカロリー設定は実際には難しいので現実的な方法として、こまめに体重計に乗ることを実践しましょう。
特に毎朝起きた時に計ることが大事です。
1日を通して体重は変動するので毎朝決まった時間に計り、比較することで体重の変化を見て食べる量を見定めていくということが重要です。
体重の変動を見る上で気をつけたいこと
女性のダイエットというのは男性より難しいものです。
男性と違う点は生理周期があるということです。
生理後の女性ホルモンであるエストロゲンというホルモンが優位な状態では身体は活動的であり、ダイエットが進みやすい時期なのですが、排卵日を過ぎるとプロゲステロンというホルモンが優位な状態になります。
この状態の時は食欲が過度に沸いたり、浮腫みやすく、脂肪を溜め込みやすかったりします。
当然ダイエットも進みにく時期であります。そこで大切なのがそれにいちいちストレスを感じないということです。
ストレスホルモンこそがダイエットが進まない一つの原因であるため、体重が落ちないことに対してはそーゆうものだと割り切って考えれるかが大切です。
ですから期間を長期的に見てあげて焦らずに痩せることが成功する道です。
おわりに
いかがでしたか?本日は女性のダイエットで気をつけてもらいたいことについてお話させていただきました。
まだまだ短期ダイエットが流行っている昨今ですが、一瞬を痩せたいのか、痩せた状態をキープしたいのか。
多くの方は後者だと思うので正しく健康的に痩せるダイエットを実践していきましょう!
自分では無理だという方は烏丸パーソナルジムChan Upに足をお運びください!