シミ・シワの原因の『糖化』を進める食品ワースト7
皆さんこんにちは。
京都パーソナルジム Chan upです。
30代、40代になってくるとシミやシワ、たるみなどの老化現象が気になってくる方は多いのではないでしょうか?
その年代になってくると身体のことを考えている人とそうではない人の差が如実にでできます。
老化を加速させる因子には加齢に伴いホルモン分泌量の低下、糖化、酸化などがありますが、
その中でも「糖化」は肌のハリを保つコラーゲン繊維が破壊してしまい肌の弾力を奪ってしまいます。
また、糖化によって、生み出された老廃物が皮膚の細胞に沈着するとシミやくすみとなって肌の透明感が失われてしまいます。
本日はそんな「糖化」についてお話し、そして糖化を進める食品
ワースト7をご紹介したいと思います。
目次
糖化とは?
糖化とは、食事で摂った【余分な糖質】が
体内の「たんぱく質」「脂質」と結びついて細胞や臓器を劣化させる現象です。
「老化」を促進する要因として注目されている「糖化」ですが
俗に「メイラード反応」と呼ばれています。
この糖化現象が進行すると肌のシワやくすみ、シミなどとなって表皮に現れてしまいます。
さらに糖化現象によって産生される【AGEs=糖化最終生成物】が体内に蓄積すると
内臓をはじめとする体内組織に作用して、多くの病気の原因となることが
報告されています。
この「AGEs」とはタンパク質に過剰な「糖」がこびりつき、タンパク質が糖化され、
劣化した糖化タンパク質のなれの果てのことになります。
このAGEs (糖化最終生成物)が溜まってくることによって
さまざまな病気の発症につながっていってしまいます。
2パターンでAGEs(糖化最終生成物)が体内に溜まっていく仕組み
■体内でつくられるAGEs
糖分を摂り過ぎると血液中のブドウ糖(血糖)が、過剰になり(余った状態)
体の細胞や組織を作っている、体タンパク質に糖が結びつき
体温で熱せられて「糖化」が生じる。
つまり、タンパク質と糖が加熱されてできた物質がAGEsなのですが、体内のタンパク質が糖化しても、初期の段階では糖の濃度(血糖)が下がれば、元の正常なタンパク質に戻ることができます。
しかし、高濃度の糖がある程度の期間さらされると(高血糖状態)
毒性の強い物質(AGEs)に変わってしまい、元には戻れなってしまいます。
簡単に言ってしまうと糖を取り過ぎる期間が長いと老化します。
■体外から取り込むAGEs
AGEsはタンパク質と糖が加熱されてできた物質なので食品が加工されたり、調理工程
でも生成されるので、日常の食事や間食(食べ物、飲み物)の中に含まれています。
例えばパンケーキを作る場合、
小麦粉に砂糖(糖)と、卵や牛乳(タンパク質)をミックスして加熱すると
パンケーキが焼きあがり、パンケーキの表面は、こんがりキツネ色(褐色)になっている部分ができますが、ここが糖化した部分になります。
ここに、AGEsが発生しているのです。
※食品(飲食物)に含まれる、AGEsの一部は、消化の段階で分解されるが
約7%は、排泄されずに体内に溜まってしまいます
高AGEs食品ワースト7
AGEs含有量が多い食品は以下の通りです。
バーベキューチキン 16668KU/100g
焼きベーコン 11000kU/13g
焼きソーセージ 10143KU/90g
焼き鳥(皮付き) 10034KU/100g
ビーフステーキ 9052KU/90g
チキンナゲット 7764KU/90g
ピザ 6825KU/100g
この他にもトンカツ、唐揚げ、ステーキ、焼き鳥など、揚げたり、焼いたり、炒めたりした動物性脂肪食品には、特にAGEsが多く含まれます。
また、ポテトチップスやフライドポテト、タバコも、AGEsが非常に多いです。
調理方法で言うと
生<蒸す、茹でる<煮る<炒める<焼く<揚げるの順番でAGEsが上がっていきます。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本日は糖化についてとそれを進める食品についてお話させていただきました。
当たり前のことですが人は食べた物でつくられているのでその食べるものの質はとても重要です。
それが30代40代と加齢に伴い如実に表れてしまいます。
老化が気になったり、いつまでも若々しくいたい方は是非食事を見直してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。