背骨が硬いと脚が太くなる?
こんにちは京都パーソナルジム ジムChan Upです。
『背骨が硬くなると脚が太くなる?』ということで本日は背骨の柔軟性低下が足を太くする要因になりうるという話をしていきたいと思います。
まず、脚の筋力の指標として医療機関などで用いられるWBI(体重支持指数)というものがあります。
『脚伸展筋力➗体重』の計算で求めることができる数値で身体の大きさに対して自分の体重を支える力がどの程度あるのかを見ることができます。
このWBIと脊柱の可動域に関係性があることが研究で報告されているのです。
脊柱の可動域が低下している人はWBIの数値が下がり、脊柱の可動域がある人の方がWBIの数値があがるという報告があり、つまり脊柱の可動域がある人の方が脚の力を発揮できるということです。
逆にいうと、脊柱の可動域が少ない人は本来自分が持っている脚の力を発揮できずに脚に余計に負担がかかり脚を太くしてしまう原因となってしまうのです。
また背骨はS字カーブの形状により衝撃吸収しているのですが、このS字カーブが適切にある場合とカーブの湾曲がなく一直線の形状であった場合の衝撃吸収能力の差は10倍違うと言われております。
つまり適切な脊柱の湾曲がないと余計に衝撃が加わって脚に負担がかかってしまうということです。
よって、脚を細くしていくためには脊柱の湾曲可動域をしっかり出していくことが必要となってくるのです。
脚を細くしたいから脚トレを単純に行うでけでは脚は細くならないのです。
上半身の問題によって脚に負担がいっているパターンは結構あるので脚痩せに悩んでいる方は是非上半身にも目を向けてみてください。
得意に胸椎という胸の位置あたりの背骨が硬くなりやすいので、そこを動かしていくようなエクササイズが有効です。
ソラシックローテーションやキャットバックなどで検索するとエクササイズが簡単にわかると思うので是非実践してみてください。
本日は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。